過去の本選大会結果・
出場者紹介

令和5年度

本選大会結果

本選出場者紹介

  1. 47都道府県 究極フルーツの食ブランド 「ひとくちチョコレート」

    株式会社HITOKUCHI 荻曽 友貴さん
    株式会社HITOKUCHI 荻曽 友貴さん
    概要
    旬で希少な幻のフルーツだけをあつめました。 ここでしか味わえないフルーツチョコレートで、いままでにない体験を。 食感を極めた果肉まるごと「不知火」(熊本産)、和製グレープフルーツ「河内晩柑」(愛媛産)、幻の黒いちじくビオレソリエス(佐賀唐津産)など、国産の幻のフルーツを活かした商品を通じ、「JAPANブランド」として日本ファンを増やすことがミッションです。
    プレゼン
    審査員コメント

    明治ホールディングス株式会社ウェルネスサイエンスラボ ラボ長・長田さんは「海外に展開することで、日本の地方に海外から旅行者が行くきっかけになる」と講評し、一般社団法人AgVenture Lab代表理事・荻野さんは「地方創生にも良いし、海外向けに日本理解できて良い。荻曽さんのバックグラウンド、キャリアを活かして商品開発しているのが特徴的だ」とコメントしました。

  2. プラットフォーム微生物「DSE」によりあらゆる環境で植物の生育を実現する

    株式会社エンドファイト 風岡 俊希さん
    最優秀賞 株式会社エンドファイト 風岡 俊希さん
    概要
    弊社が保有する微生物(DSE)は、多種多様な植物の根に共生することで、植物のストレス耐性(耐暑性、耐寒性、病害耐性、干害耐性等)の向上や有機体窒素・リン酸吸収促進、花芽形成促進、土壌のCO2排出量削減を可能とする。DSEを用いた培土および苗販売を行うとともに、次世代のバイオ資材の開発や土壌再生、森林再生事業を行う企業に対して技術提供を行うライセンス事業を行い、技術の加速度的な実用化及び普及を行っていく。
    プレゼン
    審査員コメント

    株式会社UnlocX 代表取締役・田中さんから「国内外での可能性を感じるが、海外からの問い合わせ数はどうか」と質問があり、風間さんは「ニーズが顕在化しているという意味で、海外の方が農業に課題が多くあり、使ってもらえそうだ」と回答。味の素株式会社 執行役員・柏原さんは「微生物の力を使って農業を高度化していくというストーリーは間違いなくニーズがある」と評価し、「海外展開する際には良いパートナーを見つけると良い」とアドバイスしました。

    受賞後のインタビュー
  3. キノコ革命~コーヒーから始まる循環型キノコ栽培~

    RE:ARTH 倉橋 大希さん
    RE:ARTH 倉橋 大希さん
    概要
    私たちの生活や未来をもう一度見つめなおし、「より良い明日を切り開く」ために、「もったいないを少しでも減らす」ことを目的としてRE:ARTHでは廃棄率99.8%のコーヒーカスを使ったキノコ栽培に取り組んでいます。この「キノコ革命」を全国のきのこ生産者に広め、循環型社会の形成に貢献します。
    プレゼン
    審査員コメント

    アグリビジネス投資育成株式会社取締役 代表執行役・松本さんは「全日本へ展開するための、ブランディングを含めて、自社ならではのビジネスモデルや技術をクリアにすると、さらにアピールできると感じた」とコメント。明治ホールディングス株式会社ウェルネスサイエンスラボ ラボ長・長田さんは「ビジネスを大きくする場合はメリットのあるサプライチェーンを構築すると良い」と講評しました。

  4. 3D解析技術と農業特化型LLM を用いたデジタルツイン農業

    株式会社きゅうりトマトなすび 佐々木 佑介さん
    株式会社きゅうりトマトなすび 佐々木 佑介さん
    概要
    現実とバーチャルの融合させたデジタルツイン農業により、最適な農業を実現する。主要な要素技術はデータ取得と解析で、3D解析技術によって圃場の詳細な生育状態の把握や収穫予測等を行うことができる。また取得したデータと過去の情報や膨大な文献を基にした独自のLLM技術を活用して実用的なフィードバックを提供する。これらにより農業の効率化と最適化を実現する。
    プレゼン
    審査員コメント

    一般社団法人AgVenture Lab代表理事・荻野さんは「実証実験を継続的にやれる環境はあるのか」と質問し、佐々木さんは「来季から新たなパートナーと稲作での実証実験を始めることになっている。加えて、自社工場の設立に向けて準備している」と今後の展望を説明しました。株式会社UnlocX 代表取締役・田中さんは「非常に面白いソリューション、ワクワクしながら聞いていた」とコメントしました。

  5. 未利用食品を新たな食品へと生まれ変わらせる“粉末技術”

    株式会社グリーンエース 中村 慎之祐さん
    審査員特別賞 株式会社グリーンエース 中村 慎之祐さん
    概要
    日本では年間200万トン程度の野菜が規格外や価格の調整で廃棄され、食品加工の現場でも年間120万トン程度の食べられる食品が廃棄されている。この問題を解決するために、私たちは色や香り、栄養成分を保持したまま野菜を粉末化する技術を開発した。現在、私たちは野菜粉末を用いた食品の開発と販売および食品加工残渣を活用して新たな商品を作り出す企業との共創事業によって、フードロス削減に挑んでいる。
    プレゼン
    審査員コメント

    味の素株式会社 執行役員・柏原さんは「非可食部に対して、どうすればもっと可食になるのか、ということを検討・工夫し続けることが、アップサイクルのポイントだ」と講評。明治ホールディングス株式会社ウェルネスサイエンスラボ ラボ長・長田さんは「食品は賞味期限や移動時の包装等、様々な場面で環境負荷がかかっていくなか、粉末化は素晴らしいソリューション。活用の可能性を感じる」と期待を寄せました。

    受賞後のインタビュー
  6. 魚病早期診断システム「UMIDaS❜」

    株式会社ストラウト 平林 馨さん
    株式会社ストラウト 平林 馨さん
    概要
    増加する世界人口により、タンパク質の需要が供給を上回る「タンパク質クライシス」という将来的な社会課題に対し、効率的なタンパク質供給源となりえる水産養殖での解決が有力視される一方で、現代の養殖業は、気候変動による水温上昇や、魚病発生増加に直面していることから、特に喫緊の課題である魚病を、AI/IoTで早期検出する技術開発を行うことで「発生後対処」から「予防」に意識を変え、養殖生産能力の改善を目指します。
    プレゼン
    審査員コメント

    アグリビジネス投資育成株式会社取締役 代表執行役・松本さんからの「ダイバー視点で魚の顔認証のように見て、さらに病気を認知してというコンビネーションなのか、魚を見る目線になのか、どこを強みに感じているのか」という質問を受け、平林さんは「多角的な視点とセンシングデータとのコンビネーションが我々の斬新さであり強み」と回答。明治ホールディングス株式会社ウェルネスサイエンスラボラボ長・長田さんは「養殖業者の大きな課題に驚き、ビジネスの可能性を感じた」と講評しました。

  7. ハウスの可視化を加速するSustagram Farm

    AGRIST株式会社 山口 孝司さん
    優秀賞 AGRIST株式会社 山口 孝司さん
    概要
    当社の先進的な農業自動化パッケージ「Sustagram Farm(サスタグラムファーム)」に、生産データ(収量予測)と販売データ(需要予測)を統合したAI農業プラットフォーム「AGRIST AI」を搭載します。これにより、最適な出荷・仕入れが実現され、更に最適な物流が確立されます。サプライチェーン全体がデータ連携され、収益の最大化と脱炭素の推進がサポートされます。AGRIST AIは効率的な経営判断を可能にし、持続可能な農業を促進します。
    プレゼン
    審査員コメント

    株式会社UnlocX 代表取締役・田中さんは「ロボットがデータを取得した栽培方法が付加価値として成り立つと良いと考える」とコメントし、山口さんは「持続可能な農業のためにロボットを開発したことを伝えて販売することで、さらなる技術の開発・収益化を提案したい」と回答しました。一般社団法人AgVenture Lab代表理事・荻野さんは「農業ロボットのスタートアップは、ロボットのデータを集めて解析、となるので驚かないが、消費と合わせるアプローチも挑戦しているとこが特徴的でとても良い」と期待を寄せました。

    受賞後のインタビュー

令和4年度

本選大会結果

本選出場者紹介

  1. ペプチド養殖を実現するための革新的ペプチド高効率生産プロセスの開発

    三洋化成工業株式会社 上田 真澄さん
    三洋化成工業株式会社 上田 真澄さん
    概要
    近年、魚類の成長や免疫等を制御するペプチドの発見が相次ぐ。従来は低い生産性のため流通できなかったが、当社は採算性が合う方法論を構築できた。これらの実用化により、生育不良や疾病の対応、耐ストレス性を付与する“ペプチド養殖”をめざす。
    プレゼン
  2. ナノバブルによる生産性向上と循環社会実現

    株式会社カクイチ 奥山 祐一・六角 勇亮さん
    株式会社カクイチ 奥山 祐一さん
    六角 勇亮さん
    概要
    ナノバブル技術で有機栽培を支援し、地域を活性化します。 これまでの農業のあり方を変え、地球環境にも配慮する新たなビジネスモデルを提案します。 目に見えない技術が、人にも地球にも優しい世界を創ります。
    プレゼン
  3. 全国の蔵元から厳選した日本酒ブランド

    株式会社Agnavi 玄 成秀さん
    特別賞 株式会社Agnavi 玄 成秀さん
    概要
    「適量・オシャレ・持ち運び便利」の1合180mLサイズの缶入り日本酒ブランド「一合缶®」「CANPAI」です。全国の地酒を取りまとめて販売し、蔵の大小に依存しない地方の酒蔵の魅力を発信します。
    プレゼン
    受賞後のインタビュー
  4. すべての人の未来に寄り添う「AI食」

    株式会社ウェルナス 小山 正浩さん
    優秀賞 株式会社ウェルナス 小山 正浩さん
    概要
    AI食は、ウェルナスの特許技術で開発した目標達成をサポートするオーダーメイド食です。本年1月に、AI食情報提供アプリ「NEWTRISH」をローンチしました。目標達成のための栄養素を無料プランで、食材や献立を有料プランで個別に提案します。より簡易に高い効果を実感できる、利用者に寄り添うサービスに進化中です。
    プレゼン
    受賞後のインタビュー
  5. イエバエによる資源循環 ~養虫産業の創出~

    株式会社フライハイ 木下 敬介さん
    株式会社フライハイ 木下 敬介さん
    概要
    人間の営みにより排出される食品廃棄物やバイオマス(特に「おから」)を、イエバエを使って7日間で、食品、飼料や肥料に再資源化します。今後広がりが期待される昆虫利用の足掛かりとなります。
    プレゼン
  6. 地球環境にやさしい宙(そら)ベジの普及

    株式会社TOWING 木村 俊介さん
    最優秀賞 株式会社TOWING 木村 俊介さん
    概要
    食べることで地球環境に貢献できる野菜として、”宙ベジ(そらべじ)”を立ち上げました。 環境貢献できる作物の需要を作ることで、作り手である農家に脱炭素や有機肥料利用への転換を促す循環を生み出すことを目指します。
    プレゼン
    受賞後のインタビュー
  7. 雌雄産み分けによる高効率な精密畜産技術の開発

    ルラビオ株式会社 白川 晃久さん
    ルラビオ株式会社 白川 晃久さん
    概要
    ルラビオ株式会社は世界初のブタの雌雄産み分け技術を開発しています。世界的には今後も食肉は増加すると予測されていることから、雌雄産み分け技術で効率化を図ることで持続可能な養豚産業を目指しています。
    プレゼン

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