令和6年度/未来を創る!フードテックビジネスコンテスト
ビジネス部門受賞者近況報告インタビュー
最優秀賞 竹下 英徳さん(トイメディカル株式会社)
優秀賞 田山 貴教さん(株式会社クールイノベーション)
優秀賞 町田 紘太さん(fabula株式会社)

2025年2月7日に行われた令和6年「未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」本選大会では一次および二次審査を通過した18組(ビジネス部門12組・個人部門6組)が出場し、ビジネス部門では最優秀賞に竹下 英徳さん(トイメディカル株式会社)、優秀賞に田山 貴教さん(株式会社クールイノベーション)および町田 紘太さん(fabula株式会社)が選ばれました。
ビジネス部門受賞者3名から、近況報告と併せて応募を検討している方への応援メッセージをいただきました。
最優秀賞受賞後、
国内外展開に向けて大きく前進
トイメディカル株式会社 竹下英徳さん
竹下さんは受賞後、拠点を構える熊本市に表敬訪問を行ったほか、副賞としてスペイン・ビルバオで開催された欧州最大級の食品技術展示会「Food 4 Future – Expo FoodTech 2025」に初出展し、健康食品部門の「Foodtech Innovation Awards2025」を受賞(アジアの企業としては初の受賞)する等、活躍の場を広げています。

「これまで比較的限られた範囲で事業を進めてきましたが、最優秀賞の受賞により、多くの方に関心を持っていただけるようになりました。現在大手商社との連携協議が進んでいるほか、進めていた資金調達が本受賞により、より具体的になりました。国内の大手食品メーカーとの連係も決まり、少しずつですが、塩分オフセット食が広がりを見せています。」(竹下さん)

「副賞枠で出展したFOOD4FUTUREでは、「Foodtech Innovation Awards2025」を受賞したことで帰国後のメディア露出やお客様からのお問い合わせをいただいています。また、出展をきっかけにスペインの複数のメーカーと商談を行い、ヨーロッパでの拡販に向けた協議を進めています。」(竹下さん)
本ビジネスコンテストでは、開催後に行われる審査員やフードテック官民協議会(以下、協議会と表記)会員とのネットワーキング、協議会会員所属企業からの副賞等、本選出場者とフードテック関係者を繋ぐ取り組みを行っています。
「最優秀賞の受賞以降、以前より親交のあった本選審査員の田中氏とより深く、様々な事業ブラッシュアップをいただいており、自分たちの目指す事業の方向性とストーリーを描くことができました。副賞でいただいたメンタリングやイベント出場を活用しており、事業を前に進めることができています。」(竹下さん)

受賞をきっかけにさらに大きく飛躍した竹下さん。最後に本ビジネスコンテストへの応募を検討している皆さんへ応援のメッセージをいただきました。
「フードテックは、今後のスタートアップ業界において非常に重要な位置を占めてくると確信しています。技術的な優位性も非常に大事ですが、どのような課題を解決し、どのような世界をつくりたいかが、グローバル市場に受け入れられる要素と感じています。ぜひフードテックビジネスコンテストへ応募し、可能性を広げてください!」(竹下さん)
優秀賞受賞者のからの応援コメント
株式会社クールイノベーション 田山 貴教さん
fabula株式会社 町田 紘太さん
優秀賞を受賞した2組も、活動の幅を広げています。受賞後の変化と今後の抱負、そして応募を検討している皆さんへの応援のメッセージをいただきました。
「フードテックビジネスコンテストを受賞する事で、万博への展示に繋がり、メディアへの露出も増えたことがありがたかったです。これからしっかりした製品づくり、安心頂けるメンテナンス体制を構築し、お客様、社会と環境のためにサービスを提供して行きたいと思います。フードテックビジネスコンテストは重要なコンテストであり、露出が増えるのみでなく、業務開拓にも役立つ素晴らしいイベントです。参加も無料であるため、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか。」(田山さん)
「受賞後、様々な方からお声がけをいただき、改めてフードテックビジネスコンテストのネットワーク力を感じた次第です。会社のヴィジョンを伝えていくまたとない機会でした。また、審査員の皆様からのご質問やフィードバックも、事業をブラッシュアップしていく上で、大変貴重なものとなりました。応募するだけでも、他のスタートアップや審査員の方から学べることも多いと思います。」(町田さん)
フードテックビジネスコンテストは新たな出会いや学びを通じて事業を大きく前進させる機会を提供します。ビジネス化に向けた挑戦を、フードテックビジネスコンテストでぜひ形にしてください。